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第12回「命がけの使者」のあらすじは・・・前回から引き続き、家督争いで上杉景勝(北村一輝)VS景虎(玉山鉄二)の戦いにもつれ込んでしまい、兵糧の底が尽いて来てどうしよう?な春日山城、景勝陣営。兵糧を運び込むにも運搬道を景虎陣営に全てを抑えられている状況。春日山城をぐるりと包囲されたカタチで最早兵糧は半月でパー!しかも今でも美味しいお米の産地の越後米がこの戦によって田植え時期も収穫時期もあったもんじゃなく、越後全域が迷惑至極な状態っていうより危機一髪状態に晒される。

そこへ持って来て景虎(玉山鉄二)の実家、北条家が上杉家の領地へ分け入って来るやも知れず、また武田家もこの家督争いの戦に乗じて攻め込んでくるかもな、どうしよう状態がピークに達する景勝(北村一輝)陣営。現に景虎宛に実兄の北条氏政方から再三の援軍の申し出。が、景虎、「ふんっ!兄の魂胆は見えておる。大体からして都合が悪ぅなって越後へ人質に出したくせに、またわしを利用するつもりじゃ!ふんっ今度は利用してやる(不敵な笑)」と北条方の魂胆を見破っていた。

そんな夜、仙桃院(高島礼子)と景虎(玉山鉄二)家臣の北条高広(新井康弘)が何やら密談。北条高広がイチオシする景虎を仙桃院は「確かに才覚は景虎の方が上やも知れぬ、なれど一国を統べる器はそれとは別!それを悟らぬ限り景勝(北村一輝)には勝てぬ」とダメ出し。一方、甲斐の武田家、初登場の勝頼(市川笑也)のもとに北条家から「今のうちに攻め入りなされ!」と唆し書状が届けられる。ヨッシャー!今こそ宿敵上杉を責め滅ぼし、父、信玄の向こうを張る絶好のチャンス!とばかりに逸る勝頼。

が信玄以来の老臣高崎弾正(大出俊)、「信玄公のご遺言!上杉を頼れと申された。その上杉を攻めてどうなさる!信長(吉川晃司)の驚異を避けるには上杉との連合軍を!」の諫言に辟易する。そんな出来損ないっぷりに困惑の高崎弾正に「兄は己の器を知らぬ。そなたも苦労するのぉ〜」と何処吹く風で弓を射る妹の菊姫(比嘉愛未)。この姫が後々景勝(北村一輝)の嫁になり、上杉の跡目争いの要になるんですが、えっらい気位の高い性格なので景勝がお座布団にされる可能性は濃厚です。

でぇ〜春日山城。北条、武田を巻き込んでの景勝(北村一輝)VS景虎(玉山鉄二)。四面楚歌状態の景勝は家臣団からの「どうする?どうしましょう!」の嵐に「手立ては二つ!一つは景虎に下るか?もう一つは相手が攻めて来る前に討って出るか?」と苦渋の開き直り。そこへ兼継(妻夫木聡)、「戦は始まったばかり!事を急いてはなりませぬ!景虎(玉山鉄二)様は戦に勝ちたい一心で越後を守るという主たる者の使命をお忘れです。よって景虎様は越後の主には成れませぬ!」といつもの精神論をブチかますと、景勝は逆に家臣達から「殿!ご決断を!」と煽られてしまう。

そして景勝(北村一輝)と兼継(妻夫木聡)。謙信(阿部寛)公ならどうするか?と春日山城の兵糧を運ぶ道が塞がれている地図を見ながら途方に暮れていると、兼継が閃いた!桑取から兵糧を運ぶ!桑取へ行って話を着けて来るという兼継。が、謙信公も手こずった厄介な土地らしく、そう簡単にはいかない様子。が、兼継「人は話し合えば分かり合えるものでございます」、心配する景勝は「兼継を失ってまで生き延びるつもりはないぞ」と主従愛を通り越して最早ボーイズラブ風でさえある二人。でぇ〜景勝陣営での評定の席で景勝は「三日待って兼継が戻らなければ討って出る!」と宣言。

そんなこんなの後には退けぬ景勝(北村一輝)家中でも別の危機が訪れそうな気配のお船(常盤貴子)と直江信綱(山下真司)夫妻。兼継(妻夫木聡)と仲が良過ぎるお船に嫉妬する信綱。「そなたの心がわしに向いて居らずとも構わん!がそなたの務めはわしの子を産むことじゃ!」と女系家族で直江の跡取りがどうしても要るという痛いところを鋭く衝かれるお船であった。でぇ〜兼継、桑取の道々転んで怪我をした老女を助ける。で桑取は厄介なところなので帰れと忠告される。が、そんなことを言っている暇はなく切羽詰ってる!と老女に話し合いには無用だからと大小の刀を預け、単身桑取へ乗り込んだ。

案の定、兼継(妻夫木聡)は野武士軍団のような郷士、桑取の長、斎京三郎右衛門(高杉亘)の手下に捕らえられてしまう。一方、春日山では北条方の夜襲か?で景勝(北村一輝)の代わりに直江信綱(山下真司)が討って出る。ここで死んでしまうのか?と思いきや激戦ではなく生き延びていた。と、画面が変わり兼継。斎京三郎右衛門の前に連れて来られた兼継は既に桑取に景虎から大金が送られ、加勢要請があったことを知る。生き残るために強い方、財力のある方に付く!という桑取衆に「上杉の侍の誇りは金では量れぬ!何のために命を懸けるかではないのか!斬るなら斬れ!が同時に侍としての誇りを斬り捨てることになるぞ!」と上杉侍の値打ち、会津士魂ならぬ謙信公伝授の越後士魂を説く兼継。

戦国の世にあって精神論ばかり並び立てる兼継(妻夫木聡)は桑取衆にウザイ奴!とばかりに踏んだり蹴ったり袋叩きにされ「命があっただけでも有難いと思え!」と放り出れる。そこへ助けた老女トメ(草笛光子)が現れ、「何故来た?」と聞かれ、「桑取衆の力がどうしても要る!叶わぬなら北条、武田に越後を踏みにじられる。越後を守りたい!殿のためなら命など要らぬ!」と言うだけのことは言って気を失ってしまう。そして春日山城では兼継が三日経っても戻って来ないため、安否を心配しドキドキの景勝(北村一輝)。評定ではイザ!出陣というところへ兼継が桑取衆に支えられ帰って来た!

命を懸けて折衝した兼継(妻夫木聡)の「愛と義」の効果が奏じ、桑取衆の加勢を得ることに成功。兵糧を確保した景勝陣営では久し振りのおにぎりに皆で舌鼓を打つ。桑取の長、斎京親子も「謙信公のお導きかの?」と感慨深げ。お船(常盤貴子)も兼継におにぎりを差し出し労いの言葉をかけるが「大変なのはこれからです・・・」と兼継は決意を新たにする。その頃、景虎(玉山鉄二)は家臣遠山(螢雪次朗)から桑取を懐柔出来なかった旨を報告され、「黙れ!最初の餌食は奴らの故郷じゃ!大事にしていたものが壊されていく辛さを味わうがよい!」とやる気満々!ほくそ笑む。


持ってますか?持ってない、持てないなら今のうちにGET!して幸せになりましょう!

いやぁ〜毎回のことながら兼継の「愛」と「義」が炸裂していましたね。そんな悠長なと思ってしまうのは、各軍の激闘シーンとかがあっても迫力に欠けるため全然緊迫感が伝わってこないから(汗)兵糧攻めに遭っても同情も出来ない!それならいっそのこと戦闘、激闘シーンに劇画でも差し挟んで講談スタイルを採った方が緊迫感が出るんじゃないか?と思うぐらいだ。とにかく今年のNHK大河はダレている。こんな戦国モノは初めてじゃ!予想するにこのまま「愛」と「義」で押し通し、ゆる〜い展開で棚から牡丹餅的に120万石になり、愛だの恋だの、いや違った義だので90万石を巻き上げられるに違いない!

世は戦国ぞ!「お前が死んだらわしも死ぬ」などと甘っちょろいことを言っておっては毘沙門天がソッポを向くぞ!ま、歴史とは上手いこと動いて行くもので、そんな主従愛で涙を誘っている間に北条、武田の驚異が迫りつつも北条は取らぬ狸の皮算用に終わり、武田は最強軍団を動かすだけの器がなく持て余してくれる。でも、今回は玉山鉄二が本領を発揮して螢雪次朗より悪そうな顔つきになりましたね!それでこそ展開が華々しくなるというもの!良くやった!それに比べ妻夫木くんと我らが北村一輝、何しとんねん!みたいな・・・景虎方の刈安兵庫役三池崇史がメガホンを取ると水を得た魚のようになるんだけどなぁ〜勿体無い!と思う今週のゆる過ぎる戦国モノ「天地人」でした。

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何と!どう勘違いしたのか?この記事、下書きとして保存されアップされてなかったわ!タイムリーでなくなってしまったわね!(汗)
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