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映画「GOEMON」の感想、ネタバレ注意!江口洋介と大沢たかおの殺陣に大満足

映画「GOEMON」見に行って来ました!感想は一言で日本でもグラフィックノベルだった映画「300(スリーハンドレッド)」が撮れるんだ!という感じ。全編を通してCGで構成された映画なので、ビジュアル的にはとっても綺麗!正に絶景っ絶景っ!という感じ。史実に基づいて描かれた世界感(民衆心理)ではあるのだけど、登場人物のキャラや関係性とは大きく掛け離れているので、時代劇として見ると「は!?」になっちゃう。だけど、そういう捉え方もアリ!と納得できる作品でした。

GOEMON-2

映画「GOEMON」見る前に、紀里谷和明監督の作品「CASSHERN」も見てから行ったので、その一種独特の世界感に違和感は無かったのだけど、信長暗殺に関しては、紀里谷監督は秀吉with明智光秀の共謀説を採用したみたいで家康好きなのかな?家康という人物が善い人として描かれていました。そんな映画「GOEMON」のあらすじは・・・ここからネタバレを大いに含みますので見ていない、見に行こうと思っていらっしゃる方は注意して下さいね!

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世は天下統一を目前に織田信長(中村橋之介)は明智光秀の謀反によって本能寺で暗殺される。が、信長政権で着々と勢力を拡大していった羽柴秀吉(奥田瑛二)が光秀を討伐。その功績によって信長の後を継ぎ、羽柴改め豊臣政権を確立した安土桃山時代。天下の頂点に立った秀吉の世は一時の平和を謳歌してはいるものの景気は悪く、民衆の格差は広がるばかり。そこに颯爽と登場した天下の大泥棒、石川五右衛門(江口洋介)。五右衛門は富める者から盗み、貧しい者に分け与える庶民の英雄として人気を博す。

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その五右衛門がある夜、紀伊国屋文左衛門(六平直政)の屋敷に忍び込み、財宝を盗み出すが、その中に南蛮渡来の箱が混ざっていた。と、同時に石田三成(要潤)がやって来て五右衛門が盗み出した箱を出せ!と脅されるも既に盗難に遭っていて、紀伊国屋文左衛門は一族郎党、使用人に至るまで抹殺されてしまう。一方の五右衛門は追っ手に追われながらも逃げ延びて大坂城下の群集たちに盗んだ金品をばら撒く、がその時三成が回収に来た箱まで放り投げてしまう。その箱を拾ったのは貧しく病弱な母を持ち、スリを働いている小平太(深澤嵐)だった。

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翌日、金魚の糞のように付いてくる猿飛佐助(ガレッジセール・ゴリ)から三成が当代一の忍び、霧隠才蔵(大沢たかお)を差し向け箱の回収に躍起になっていることを聞き、その箱を貧民街に探しに行く。貧民街では役人の又八(玉山鉄二)が小平太の母を斬り捨て、あわや小平太も切り殺される!ところに五右衛門が居合わせ、又八の腕を斬り落とし小平太を助ける。幼い頃、自分も両親を殺された悲しい過去を思い出しながら小平太に「強くなれ坊主!そうすれば何も奪われはしない」と語った。そこへ三成に雇われた才蔵が手下と共に現れ、五右衛門は箱を抱え追いかけられる羽目に。

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追いつ追われつ、闘う五右衛門と才蔵。が、二人の間に手裏剣が飛んで来て「状況が変わった」と言い残し、去って行く才蔵。その手裏剣の主は嘗て二人を過酷な修行で一人前に育て上げた服部半蔵(寺島進)だった。三成が才蔵を、家康(伊武雅刀)は服部半蔵を使い必死で探している箱の正体とは?一見何も入っていない箱のように見えるがその箱にはからくりが施されていて信長暗殺の真の首謀者と光秀が交わした連判状の在処を示す地図が隠されていた。佐助を伴ないその連判状を見た五右衛門の目に飛び込んできた桔梗紋と五三の桐、衝撃の真実に驚愕する五右衛門。

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そこへ服部半蔵が現れ、連判状を渡せと迫られた五右衛門は信長暗殺の真の首謀者は秀吉か?と尋ね、頷く半蔵。五右衛門は秀吉を暗殺しにひとり大阪城に乗り込むが殺ったのは影武者。そして逃げ込んだ部屋で茶々(広末涼子)と再会する。嘗て両親を失い命を救われた信長、才蔵と共に半蔵から鍛えられた日々、茶々の護衛を任されお互いに意識し合った青年の頃。信長亡き後、自由を求め旅立つ五右衛門と侍になることを夢見た才蔵との別れで信長より賜った「天下布武」と刀身に刻まれた双刀を分かち布武の文字が入った方を才蔵に委ねたことなどを思い出す五右衛門。

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信長の死後、養父として茶々を育ててきた秀吉は鼻の下を伸ばし、側室になれと迫り、茶々は茶々で戦乱の世を何とか終わらせたいと利休(平幹二朗)と共に心を痛める。三成の嫁、おりん(佐田真由美)は三成に天下はスグ目の前に転がっている!と唆し、三成はたったの200石で才蔵を釣り秀吉を亡き者にし、天下強奪を狙う。家康は一見寡黙ではあるものの、半蔵を使い五右衛門の忠誠心や情に訴えかけ、新しい時代をひたすら待っている。そして、茶々の側室お披露目の宴席で、三成は秀吉暗殺を目論むが失敗。才蔵は捉えられ拷問を受けるが五右衛門に救い出される。

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そして、目覚めた才蔵は自分の妻子の無事を確かめに行くが既に妻(藤澤恵麻)は殺害され、子供を人質に取られてしまう。絶叫する才蔵に「これがお前の自由か!?」と責められ、絶句する五右衛門。子供を助けに行った才蔵は煮え滾る釜の前で貼り付けにされ「我こそが石川五右衛門なりぃ〜」と見守る群集に向かって言い放つ。慌てて駆けつける五右衛門。秀吉に誰に手向けられたか?をしつこく聞かれる才蔵は声には出さず、「みつなり」と口にしたとたん、秀吉は才蔵を釜の中に蹴落とし、抱いていた子供まで釜の中に投げ入れてしまう。

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大発狂(激怒)した五右衛門は茶々をアジトに匿い、信長の形見天下と刻まれた片刀を手に再び大阪城に乗り込む。才蔵を亡くした手下達も応援に駆けつけ秀吉を目指す。城内での大乱闘のあと、秀吉をやっつけた五右衛門は天守に飾ってある信長の甲冑を身に付け、三成と家康が対峙する戦場(関ヶ原ではない)へ一騎で乗り込み、三成をあっという間にやっつけ、家康に向かって短刀を突き刺そうとしたその時、ずっと付き従ってきていた佐助が徳川方から現れ、五右衛門を切り倒してしまう。五右衛門が握っていたのは短刀ではなく、茶々からもらった扇子だったのに・・・

アジトで祈っている茶々の願いも虚しく五右衛門は服部半蔵に抱き抱えられ、絶え絶えの声で「新しい世を・・・」と家康に平和を託し絶命する。傍らで褒美をアテにし喜ぶ佐助の滑稽な声がいつまでも木霊していた。


GOEMON オリジナル サウンドトラック/サントラ[CD] 音も幻想的且つ時代に左右されない感じでした。

いやぁ〜時代劇ファンにとってはこの映画「GOEMON」のストーリー自体が「何なの?」な作品ではありましたが、RPGのゲーム作品が映像になったと思えば全然OK!でしたよ。日本にも映像の進化がやって来てる!と確信できる作品ですね。衣装が凄いし、セットや美術もとにかく凄いので前作「CASSHERN」以上に時代を感じさせない、多次元空間が演出されていました。それと紀里谷監督ってカラコン(カラーコンタクト)好きよね?っていうか、キャラを綺麗に見せたり、強い、悲しい、怖いを目で表現させるためか?カラコンの使い方が上手いのよ!玉山鉄二のあの綺麗な顔がカラコン一つで異相になっちゃう!そんな違和感より、全編を通して台詞というセリフが武家言葉ではないのでそっちに意識が飛んじゃいます。


CASSHERN 映像美というだけの映画と酷評だった前作に比べれば「GOEMON」は支離滅裂では無い分スッキリします。

あと、紀里谷監督のお気に入りキャラ、前作「CASSHERN」にも登場していた要潤と佐田真由美、そして玉山鉄二は好きなのね。お笑い芸人ゴリに重要な役を充てているのも前作の宮迫博之同様、使いやすいのかな?アクションは前作の伊勢谷友介に比べ、江口洋介も大沢たかおも年齢的には8歳ぐらい年上で気の毒なほど激しい戦闘シーンと超人的な殺陣だったのだけど、全然安心して見られた。脇を固めている俳優陣がベテラン俳優揃いで、中村橋之介演じる信長が舞う幸若舞「敦盛」はそれだけで説得力があったりして!利休もシェイクスピアといえば?平幹二朗というぐらいのインパクトがありますよね。そんな舞台オペラを見ているかのような錯覚を起させる演出がそこかしこに挿入されてます。


大沢たかおは荒神で時代劇の殺陣を加藤雅也と共に格好良く見せてくれていたので安心してアクションシーンを見れた。

ただ、天下人の狂気だけなら奥田瑛二演じる秀吉で十分怖いのだけど、猿面冠者秀吉となると奥田瑛二は綺麗し格好良過ぎ!忍耐に掛けては家康の右に出る者は居ないんじゃないか?な家康像だけなら伊武雅刀で十分迫力はあるのだけど、如何にも狡賢くて卑劣な家康となると伊武雅刀も綺麗過ぎ。逆に正義という概念に取り付かれ、正義で雁字搦めになって身を滅ぼした要潤演じる三成がまぁ〜これでもか!というぐらい残酷に下品に、意地汚く、アバウトだし、おバカな設定に描かれていたのにはビックリ!でした。それはもう紀里谷監督、三成の神経質さが嫌いなのかしら?と思うぐらいに。


王子辞典にも掲載されるほどの美形、要潤が佐田真由美に唆され汚れ役を見事に演じてました。

誰もが史実に基づいたキャラクターのイメージを教科書や歴史小説、ドラマや映画から固定化させていると思うのだけど、この映画「GOEMON」ではその一切合財を払拭してしまったのではないか?というぐらい何処にも見られないキャラ設定がされているように感じました。が、司馬遼太郎原作の映画「梟の城」のセットもデジタル合成で、聚楽第などが絢爛豪華に描かれ、中井貴一演じる忍者、葛籠重蔵が秀吉暗殺にやって来るっていう設定や、映画「利休」で見せられた金の茶室や山崎努演じる猿面冠者秀吉の異様な形相の内容がちょっとだけ被らなくもないのだけど、その秀吉の異様さ、品の無いイメージを具現化させたのが「GOEMON」の世界感という感じ。


GOEMON/ MOVIE MASTERPIECE DELUXEの広末涼子 as 浅井茶々フィギュアですが、衣装が見ものでワダエミを凌ぐ奇抜さです。

映画「GOEMON」で描かれているのは忍者のお仕事のそれではなく、恨みの連鎖を如何に断ち切るか?平和や幸せをテーマにストーリーが完結されてる。なんだけどねぇ〜その平和、幸せのキーワードを「GOEMON」に充ててしまうと、折角の超大作がイマイチ甘くなってしまったような感じも否めない。ま、史実に忠実ではないのでアリ!っちゃあアリですよ。がしかし、秀吉の護衛、我王役でK1ファイター、チェ・ホンマンが登場するのだけど、イメージは北斗の拳のラオウみたい!剣というよりRPGに登場するバカでかいソードを振り回すって感じ。なのだけど母国で問題にならなかったのか?朝鮮侵攻の立役者、秀吉の護衛役なんていうだけでバッシングされそうだな?と思ったりした。

あと、服部半蔵役だった寺島進、いよいよヤクザ映画脱出か?という感じで、Vシネマと言えば竹内力と哀川翔の引き立て役として使い回された感のあった寺島進が際立ってたわ。そして仮面ライダー電王の佐藤健と同じく仮面ライダーアギトPROJECT G4の田辺季正を才蔵、五右衛門の青年期で登場させアクションさせていたので、特撮、戦隊モノはやっぱり若手俳優発掘の宝庫なのね!と改めて見直した。他のキャストはちょっとしか出て来ないし、殆どエキストラぐらいの勢いでワンカットぐらいしか出て来ない。が、遊郭で女郎吉野太夫役をしていた佐藤江梨子と夕霧太夫の戸田恵梨香は綺麗だった!

その逆で五右衛門の母役りょうと小平太の母役の鶴田真由は見るも無惨な殺されようで全く華はない(汗)少女時代の茶々役の福田真由子もパッとしなかったけど、少年時代の五右衛門役をした広田亮平くんなんてドロだらけ、その上布を被され、ちゃんと台詞もあるのに誰だか解らない。遊郭の番頭役で一言出演の小日向文世や蕎麦屋の店主役の蛭子能収、才蔵の妻お吉役の藤澤恵麻、群集の中でチラッと映ったウド鈴木の方が目立ってた(汗)という訳で、主要登場人物が少ないのでホントに舞台作品みたいな映画「GOEMON」でしたが、昨日は映画の日ってことで、1000円だったのに「特典です!」と渡されたYOSHIKIがプロデュースしたVIOLET UKの「ROSE」のCDまでもらっちゃってとってもお得な映画「GOEMON」でした。

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